私の友人、八木雄一。

八木雄一は、作家です。そして、私の小学生の時からの友人で、現在も付き合いは続いています。作家としては寡作な方で、あまり有名ではないかもしれません。ジャンルはミステリー小説を書いています。そんな彼との昔話をご紹介しましょう。

思えば昔から、八木雄一はたくさん本を読んでいる子でした。とても物を知っている子でしたね。私はよく、学校の作文の宿題や夏休みの読書感想文の課題の時に、彼の知恵を借りたものです。文章を作るのは昔から上手で、自分との違いにただただ驚くばかりでしたよ。私は彼の文章に無力を感じており、好きでしたが、学校の先生からは「子供らしくない」と言われることが多かったようで、コンクールなどで賞をいくつもいくつも取っていたりすることはなかったです。

国語の成績は良かったようですが、「成績優秀、スポーツ万能!」といったような、目立つ存在ではなかったです。私はもともと活発な方ではなかったので、彼と気が合いました。クラスの中でもそういったタイプの子たちと一緒にテレビゲームやカードゲームなど、インドアな遊びをしたものです。八木雄一はいろいろなことを知っている子で、私は彼の、自分にはないセンスや才能に魅かれていたのかもしれませんね。その後も同じような感じで中学、高校と付き合いが続きました。

そんな八木雄一が作家として世に出たのは、26歳の時です。私はその時はもう働いていたので、働く形が自分と違う彼とは少し疎遠にはなりましたが、年賀状のやり取り(子供の頃の慣習なのか、お互い何となく始めたものが続いている感じです)程度の細々とした関係は続けていたのです。彼が作家になったと聞いた時、あまり驚かなかったです。「とうとうか」という印象が強かったのです。ジャンルがミステリーというのも、彼らしいなぁ・・・と感じました。

なぜなら、子供のころからよく文章を書いている姿を見ていたからです。その時は子供が好きな、冒険活劇の小説などをせっせと書いており、照れながらも時々見せてくれました。それが八木雄一の原点だったのでしょう。彼は自分が作家デビューすることになった際、私からはデビューについてのお祝いの言葉以外何も言わなかったのに、そっと彼の本を送ってくれました。私は今も昔も八木雄一の「読者」ですが、彼の方も私のことを「読者」として見ていてくれたんだなぁと嬉しくなりました。
今後も彼のことを応援していきたいです。昔から続けている私たちの細々とした交流を続けながら。

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