前田美穂子の健康法遍歴

前田美穂子の体型は「中肉」という表現が最も適当で、決して太っているわけではありませんでした。しかし他方、思春期の女性ならば誰もが抱く痩せ体型への羨望により、特に高校生になってからは体型に関して神経質とも言える気遣いを示すようになり、周囲の友人とは「いかにダイエットに励むのか」が共通の話題でした。
そのような折、彼女は女性ティーン誌で『炭水化物抜きダイエット』の特集記事を読んで感銘を受け、以降はご飯やパンといった炭水化物食品を一切摂らないダイエットに励むようになります。当然母親をはじめ家族の多くは無理なダイエットに反対したのですが、彼女の意思は固く、炭水化物抜きダイエットを3ヶ月断行します。
その甲斐あってか、前田美穂子の体重は友人の誰もが驚く5キロ落ちをマークした反面、体力は極端に落ちてしまうに至ります。体育の授業での息切れはいつものことで、初夏の暑い日にはとうとう貧血で倒れて保健室に運ばれるという事態にまで陥ってしまいます。「やはり体力は大事だ」と、それ以降はダイエットで抜いた栄養を取り戻すかのように食事を摂ったのですが、今度は体重が7キロ増えてしまうというリバウンドを起こしてしまい、ダイエットは元の木阿弥となったのでした。
こうした失敗を経て、前田美穂子はダイエットよりも健康を重視するようになっていきました。元来、彼女の母親は栄養に大変気をつかう人だったため、一通り出される食事を食べておけば体調管理は十分でした。また、しっかりした飲水とサプリメントを毎日1〜2錠飲めば体重も簡単に維持できるということが分かり、以降は「健康を維持しつつ体重管理を行う」ということが、彼女の中心課題となっていったのでした。

前田美穂子の、体調を整えて体重もコントロールするという姿勢は、大学卒業後に就職して一人暮らしを始めた20代においても貫徹されます。
健康にばかり気を向け過ぎると、高校時代に行き過ぎたダイエットを行って失敗した二の舞になると思い、可能な限り労力をかけないながらも健康効果が高い体調管理法を模索する日々がしばらく続きました。一方で配属された部署が多忙という仕事上の都合から体調管理に全神経を費やすことができなかった点も、効率性が高い健康法を求めた理由でした。
しかし、なかなか仕事と両立できそうな効果が高い健康法を見つけられず、前田美穂子は健康に対して挫折感を覚えるようになってしまいます。そして、仕事の多忙さと十分な健康管理を行えないことから来るストレスで体重が増加し出した頃、母親から自家製のスムージーを飲んでみることをすすめられます。もともとは彼女の叔母が作っていた余った野菜の端材や豆乳・ゴマなどを混ぜ込んだスムージーで、実際年老いた祖母がこれを飲んで元気になるなど、高い健康効果が認められるものでした。彼女もスムージーについては認知していたのですが、野菜の粉砕や煮だしが大変だということで敬遠していたものでもありました。それに対し母親から教えられたスムージーは、フードプロセッサーが1つあれば簡単に作ることができるものだったため、「そんな簡単なら…」と自分で作って飲むようにします。
すると驚くことに、このスムージーを飲むようになってから日々胃腸の調子が良くなり、疲れやすかった体も改善されて体力が溢れるようになったのです。これ以後、母親から教わったスムージーは前田美穂子にとって無くてはならないものとなったのでした。

前田美穂子は33歳で塚田恭平という男性と出会い結婚し、塚田美穂子となりました。一方で仕事はそのまま継続していたので、会社の中では「前田美穂子」を名乗り続けます。これは、名刺の作り変えや取引先への周知が面倒であるということ以上に、20代で飲みだしたスムージーが会社の女性社員にも好評で、「スムージーの前田美穂子さん」で通っていたことに配慮したためで、彼女がいかに健康を大事に考えていたのかを表す証左でもありました。
そんな彼女も35歳で妊娠して翌年男の子を出産するのですが、二つほど体調に関して困った事態が生じます。一つはお腹の中央に妊娠線ができてしまったこと、もう一つは長時間歩くと腰痛を感じるようになったことです。
妊娠線については、肌の水分が十分でない状況で発生しやすいということがわかり、以降彼女は保水化粧品を使用したり、スムージーに肌に良い成分を含んだものを混ぜ込むなど肌の保湿に気をつかうようになります。
他方腰痛については当初その原因が全く掴めない状況だったのですが、同じ出産経験がある同僚に聞いてみた所、出産で骨盤が歪んでしまったことにより腰に無理がきて痛みが出ているということが判明します。そこで家の近所の整体医院へ通って骨盤矯正を受けた所、腰痛を感じることはほぼ無くなったのです。
それまで彼女は、スムージーを愛飲して体の内面の健康ばかりを気遣ってきました。しかし、出産を期に肌などの外面や骨格といった体を支える構造体も健康には重要だということが身に染みてわかったことで、より総合的な視野で健康管理を捉えるようになっていったのでした。

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